転職理由の再整理
人生で初めて転職をして、色々後悔地味た記事を書いてきた。
自分の気持ちに嘘をつかずに言うならば、100%満足できる転職でもなかったし、
前の職場に少し未練があるのも事実だ。
だからこそ、その後悔を軽くするために、改めて冷静に自分の転職理由を整理してみた。
転職を決意した理由
前の職場を転職するに至った理由は主にこの2つ。
1.働いても、働かなくても給料が一緒なことに疑問を持った
※自分の上司が寝てばっかり、自分の興味のない仕事以外をしない
2.浮世離れした雰囲気
※メーカーなのに研究者だらけで、商売を全然意識していなかった
じゃあ今の職場ではどうなったか。
比較してみる。
転職後の職場環境
1.働いても、働かなくても給料が一緒なことに疑問を持った
※自分の上司が寝てばっかり、自分の興味のない仕事以外をしない
→みんなバリバリ働いている人ばかり。
2.浮世離れした雰囲気
※メーカーなのに研究者だらけで、商売を全然意識していなかった
→商売を意識した製品作りを最優先。
この通り、自分が前の職場で感じていた不満は解消できたと思っている。
でもこれには続きがある。
1.みんなバリバリ働いている人ばかり。
まずはこれ。みんな自分を犠牲にして働きすぎ。
会社(というよりも、上司かな)はルールの範囲内であれば、奴隷のように従業員を扱う。前に書いたように、働き方が気に食わなければ怒号が飛び交う。
2.浮世離れした雰囲気
浮世離れ感はなくなったと思ってる。
みんな商売を意識していて、いかにコストを下げて高品質を担保するかを考えている。
でもこれが原因で仕事に面白みを無くしてしまっている。
技術者だったらわかると思うけど、高品質を担保するためには新しいことには挑戦せず、可能な限り前例を踏襲するのが一番。変化点を無くすってやつ。
となると製品には新しい考えが盛り込めないし、新しいことを検証する機会もない。
これが技術者としては非常につまらないと感じている。
転職するときに気をつけること
うだうだ書いたけど、総括すると転職で気をつけるのは次のことかな。
1.現職での不満は一時的か?永続的か?
例えば一時的なものとしては、「人間関係」「直近のプロジェクトでの多忙」なんかがあげられる。
正直一時的な事象であれば、一旦我慢すべきと思う。
転職以外にも方法がないか。異動で解決しないかなど。(自分は”我慢”だとか”やる気”なんかの精神論が大っ嫌いだけど、すぐに転職を決意すべきではないと思う。)
もちろんストレスを受けている時は、一時的なものでも未来永劫続くように感じると思う。でも一度立ち止まって、冷静かつ客観的に現状を分析するべきとおもう。
2.現職にメリットはあるか?
いざ不満が出てくると、そこばかり気になってメリットを探すのは難しくなる。
でも転職して一番後悔する原因はこれだと思う。
実際に転職して異なる環境に身を置いたとき、前職のメリットが痛いほど目につく。(失って初めて気づく大切なものってのに似てる)
これは本当に大きい。
転職して、仮に不満が解消できなくても後悔ってあんまり生まれないと思う。
なぜなら失うものがないから。
冷静に考えると当たり前なんだけどね。
月給20万もらってるとして、それが不満で転職したけど、フタを開けると結局月給20万しかもらえなくても失うのは時間くらい。でもそれが月給19万で1万円でも損するとものすごく損した気分になるし後悔すると思う。
これと同じだと思う。だからこそ、転職する場合は現職でのメリットを整理して、そのメリットを全て失う覚悟をもって転職する必要があると思う。
次は気分転換に趣味でも記録しようかな